(現在入院中)
それはそうと、これを書いている2017年11月25日現在地元の総合病院に手術入院しています。
手術は入院翌日に無事終わり、現時点で入院からちょうど10日経っています。
ここまで家をあけるなんていつぞやの海外旅行以来ですが、ともかく早く退院して仕事も復帰して、映画館、ライブと、お出かけしたい。
今秋は素敵なホラー映画の劇場公開が目白押しだったわけですが、いかんせん入院前日まで仕事してたこともあり全然行けずで。
超話題作「ゲットアウト」「イット」をまず逃してて、かつ「ジグソウレガシー」という「SAW」シリーズの最新作も見逃し。
「ソウ」に関しては生理的に受け付けず1作目途中で観るのやめて以来避けて通ってきてたのですが、最新作は驚きのスピエリッグ兄弟が監督してるとなると、これは観ておかねば!となったわけです。
スピエリッグ兄弟の「プリデスティネーション」という、日本では2015年に公開されたSFが本当に凄い仕上がりで、口コミで上映館数がちょっと増えたりしたこともあり4回くらいは劇場に足を運 んだのかな、夢中になりました。
そんなこんなでSAW、スピエリッグ兄弟が手がけるということで新作に備え、1からファイナル全7作まで病床で観ました(笑)。
なぜゆえ入院中にこんな目に!と思いながら、時にタブレットのディスプレイを手で覆いながら、とうとう観てしまいました。
一応説明しておくと、SAWという作品は、突然拉致られた人物が1分以内に手枷足枷から逃れられないと何やら創意工夫された処刑道具で命を落としますよ〜みたいなゲームを、犯人であるジグソウという人物に仕掛けられる、というのが物語の大筋。
例えば、結婚して何不自由ないのに家庭を顧みない、子供も粗末に扱う、もしくは人を騙して生きている、麻薬中毒者、人種差別者、自殺志願者などランダムに選ばれた「命を粗末に扱う人物」が突然ゲームに参加させられる。
目が覚めると何だか妙に工夫された拘束具で自由を奪われ強制的にゲームに参加させられた者が、1分で手枷足枷から逃れるためには相当な犠牲を払わなければならず、時には対戦者?が命を落とすことで助かるというシークエンスもあり、相当ショッキングです。ここまでして命の尊さ云々て何のギャグかなとも思わされますが、ともかくその「ゲーム」内容、もとい1分で逃げられなかった場合の処刑方法がどんどん派手になっていくんですね。キツかったです。一体命を何だと思ってんだ!って(あれ?)
1作目はサスペンス要素が強く引き込まれました。大変よくできてると感心しました。しかし2作目、特に3作目以降は描写が陰惨にというか「派手」になるばかりで困惑しましたが、一応伏線回収的サスペンス要素がないわけではないのと、完全に続き物なので最初から観てないと意味不明なところだらけだったろうなということで頑張りました。
ジグソウ、案外いいことも言ってるんですよね。病床の身からすると考えさせられたような、そんなことないような笑
普段はツイッターで映画のことは呟いてましたが、あのツールは流れも速いし、言い争いばかりでとても疲れるので入院中は封印。退院したら呟こうかな。
ソウ7作+5作品、計12作も観ましたからね。
大好きなカルメンマキさんオススメの「彷徨える河」というコロンビア映画も観ました。これは年間ベストに食い込む素晴らしい作品でした。劇場で観たかったなー。