MRIと針生検 ② (2017年10月3日)
午後になり、いよいよ針生検。
乳腺科診察室へ行くとまたもや脱がされ(もう慣れました)、ベッドに仰向けに。
Y先生がエコーをあてながら目星をつけて
「は〜い、では局所麻酔しますねー」
「ネットはあまり見ないように」と、ネット検索で引っかかる個人blog主は皆主治医に注意されたと一様に書いているけれど、私も例に漏れずで曰く「偽情報が多すぎる」との理由でしたが、しかし結局(未だ)やめられないネット検索。
偽情報も含めあまりにも多くの情報を目にするため脳内で幾つもの情報が混在、そして混乱したまま記憶されてしまってたりする。ちなみにこの「針生検」に関してはこんなインプットでした。
・局所麻酔自体がめっちゃ痛い(えったかだか注射じゃないの?)
・ボールペンくらいの太さの針 (えっ!太すぎる!!)
・グイグイグイグイと刺し、これが本気で痛い、治療で1番痛い (大泣!)
恐ろしい検査が始まるのだと気合を入れる。
まず、局所麻酔………………
あれ?別に痛くない。
実際検査が始まっても、いかんせん麻酔してるから何か押されてる感じはするけど痛いとはまた違うし。それにしても出血はしないのだろうか、だってボールペンの太さでしょ?とにかくジッと目を瞑って耐える。
「はい〜終わりましたよ〜。お胸にガーゼしますね〜」
ふぅ。終わった。そこまで恐ろしくも痛くもないじゃない。
Y先生に思わず
「刺してる間、目を見開いて凝視してる人っていますか?」って聞いてみたら、笑いながら「大抵は目を閉じてるかな〜」とのお答え。
「ですよね、だって恐ろしかったですもん。針ってボールペンくらいの太さなんですよね?」
「(??????)えっ、そんなことないですよ」
「だって、ネットには………」(あ、しまった)
「ボールペンの芯、くらいの太さって書かれてたんじゃない?ボールペンの太さだったら大変よ出血しちゃって」
「………………あはは、ですよねえ」
ってちょっと恥ずかしかった。
よく考えたらわかることなのに、やはり情報はきちんと取捨選択してインプットしないと混乱するばかりだなと思わされたのでした。
さて、肝心の結果は2週間後。病院から電話がかかってくるらしい。
この結果でいわゆる癌の性質(顔つき)が判明するというわけ。
どんなお薬が効くのか含めてステージも判明する。これがまた怖くもある。
ネット検索しまくって出した答えは「ステージ2B」
針生検の結果はいかに。
にしても2週間も結果待ちで宙ぶらりんか。恐ろしい。早く確定させて手術でもなんでもしてしまいたい!
左胸に癌細胞がいる、という現実自体が嫌だ。早く取ってほしい!と強く願うようになったのもこの頃。
即ち、乳がんという現実を受け入れたというということなのであろう。
ちなみに、左胸は針生検後3日くらいから完璧に内出血しました。
物凄い力がかかってたんだなということと、癌細胞て硬いのねていうこと。とはいえあまり柔らかかったら乳房内で水風船みたいにビシャーーンて割れちゃうか。それはマズイことですもんね。