酒飲みアラフォー乳がんライフ

音楽関係の仕事をしながら、毎晩の晩酌(量多め)、ノルマの月10本の映画鑑賞をこなしながら気ままに生きてきたアラフォーの突然暗転した人生備忘録。ステージ2B。ルミナールB。

検査の日(2017年9月26日)

いよいよ検査の日が近づいてきた。

数日前に病院から電話をもらい自覚症状の有無を聞かれた際、しこりがあると伝えると「ならば(ならば?!)保険適用されますね」と言われ、ただの検診と、自覚ありきの検診では料金が異なると初めて知る。
ちなみに提示されていた検診料金は9000円くらいだったのが5000円くらいで済むらしい。ラッキー(笑)!ってこんな時にまでお金のケチろうなんてとお思いでしょうが、こんな苦しいことにかかる費用なんて少しでも少ない方がいいに決まってる!笑

さて、そうこうしていたらいよいよ当日。
意を決して病院へ。
検査内容はエコー(超音波)、マンモグラフィー、触診。

検査着に着替えて診察室へ。上半身脱いで寝てくださーいと言われる。
検査技師の他に謎に壁際に看護師が数人立っててめっちゃ恥ずかしい。
しかし言われるままに寝転がる。

まずは右胸から。

「肝臓系大腸系の数値は気にしてたんですけど、婦人科系はスルーしてきちゃって。で、しこりに気づいて驚いて予約したんです」なんて軽口を叩くと、
「みなさんそんなもんですよー」なんてライトな返事をされ気持ちが和らぎその後も談笑。
続いて左胸へ。

「………………………………」

(やだ。さっきまで笑って会話してたのにめっちゃ黙っちゃった…)

不安がよぎる。
直感で乳がんと思った割にはビビりである笑。

続いてマンモグラフィー
これがまた屈辱とでもいうべき経験で、一体何が楽しくて挟まれなきゃならないの、おまけにめっちゃ痛くて涙がでそうになる。

ようやく終え、名前を呼ばれ診察室へ。

触診。
モミモミ後、エコーとマンモの画像を見ながら女医さん(Y先生/主治医)が
「これはねぇ、乳がんの可能性が高いですねえ」

「………」
「可能性というと、そうじゃないってこともありえるんですか?」

「80%くらいの可能性で乳がんでしょうねえ」
「ところで、明日は空いてますか?」

「えっ」

MRI撮りたいので」

「いや、明日は仕事で休みは翌週火曜になっちゃいます。」

「わかりました、ならば来週火曜にMRIと針生検予約入れますね」
「今日午後、CTはあいてるのでやっちゃいましょう」


「わ、わかりました………」


(続く…)