酒飲みアラフォー乳がんライフ

音楽関係の仕事をしながら、毎晩の晩酌(量多め)、ノルマの月10本の映画鑑賞をこなしながら気ままに生きてきたアラフォーの突然暗転した人生備忘録。ステージ2B。ルミナールB。

告知 (2017年10月24日)

その日は姉がたまたま会社の健康診断で午後休だったこともあり、同伴依頼。

呼ばれた時間少し前に病院で待ち合わせをした。

 

エコー、マンモ(しつこいようですが3Dマンモ!)、触診、CT、MRI、針生検をした結果、ステージはやはり2期のBでした。ステージIIB。

ってここで検索かけちゃう人いると思うのですが、すると出てくるんです「余命」とか「生存率」とか。1番出てきやすいのは元プロレスラーの記事かもしれない。

しかし実際ステージ以外にも、女性ホルモンを介して増殖するタイプなのか、そしてその増殖率、など幾つかの数値で示される「顔つき」てのもとても重要。

 

こればっかりはなってみなければわからなかったこと。

外野が野次馬根性で、全力「他人事」として余命だ生存率だ愉しむのは仕方ないことなのかもしれないけれど、罹患者にしてみればこの診断で治療法が提示されるわけだから、ステージ以上に重要だ。

 

私の場合、増殖率がグレーゾーンで抗がん剤が効くタイプだった。

もう少し低かったらやらなくて済んだかもしれないけれど、何はともあれ主治医を信じて受け入れる。

 

もちろん、「グレーゾーンですよね?抗がん剤する必要は本当にあるのでしょうか」と疑問を呈することも可能だろうけれど、そこは経験値が高く名ドクターもいることだし全身全霊身を委ねることに決めてたので、辛くなるだろうけれどすんなり受け入れた。

 

乳房については、細胞の乳房内での広がりが見られたため全摘推奨。

これももしかして騒げば(騒げば?)回避できたかもしれない。でもやはり胸の中のしこりもいち早く取って欲しかったし、少しでも再発リスクを抑えるためには全摘だろうって思ってた。

提案された同時再建も、経過を見てからでかまいませんと自らノリノリで返答。あまりここに迷いはなかったな。

 

再建となると乳腺科ではなく、形成外科での手術となる。

いつしか経過もよく胸を取り戻す気になったら、 日本一の先生を紹介できますと言ってもらえた。本当にいい先生だ。

 

というわけで、入院予定も決まった。2017年11月16日入院、17日に手術。

その日がくるまで、また3週間くらいあくことに(笑。