突然人生を真っ暗にした胸のしこり(2017年9月19日)
乳がんというのは基本的に他の癌に比べ進行が遅いらしい。
私の「それ」 なんぞ、主治医曰く、下手したら6〜7年前から潜んでいたかもなんて言われたけれど、
しかし気づいてないのであればいないのも同じ、ここ数年、お酒を毎晩飲み、泣いたり笑ったりしながらしかし「それ」は既に私の体内(てか乳房)にいてジワジワと増殖してきたというのに、知らずに楽しく過ごしていた。
そう、知らなかったから…楽しめていた(笑)
そんな気ままな時間も、忘れもしない9月19日の朝シャワーで一気に終わりを告げた。「それ」=乳がん(しこり)」が左胸にいよいよ姿を現したのである。
6〜7年前から存在していたというのに(笑)、唐突に現れたかのように驚き狼狽、同時にこれは乳がんだと直感。目の前が真っ暗になった。
もう片方の右胸…
…や、やわらかい。
左胸には楕円な固いものがある。
ビー玉より大きくピンポン球…まさかそこまで大きくないけど楕円な何か。
なにやらもう絶対にマズイものが胸の中にある。
すぐにネットのお世話になった。
曰く、
両手をバンザイすると引きつる
同じくバンザイした時乳首の高さが違う
乳頭から何やら液体が出ている
赤みを帯びている
という症状がなければ(なければ!)陽性!!??
しこり以外は当てはまらない!
……直感で乳がんと悟った割に腰が引けてる(笑)。
絶対に癌だと診断されてしまうとどこかで分かっていたからこその悪足掻き。
怖かった。
今まで経験したことのない恐怖だった。